少し前にAmazon KindleFireHD7を買った。
Kindle Paper whiteには汎用カバーをつけている。つけなくても問題はないのだが、何もつけてないと手がすべって落としそうな気がするので、ハンドル代わりにつけている。
Fireも指を引っかける場所がないので、カバーを買ってつけてみた。
Paper whiteを買った当時、Amazonからは専用カバーが発売されていた。
Paper whiteそのものが１万円もしなかったのに、カバーは5000円近かった。
閉じると自動でスリープ、開ければ自動で起動、という便利な機能がついていたが、どうしても本体の半額分もの値段を投資する気にならず、千円ちょっとの汎用カバーを買ってつけた。
汎用カバーには便利な機能は一切ないが、シンプルで使いやすく、全く問題はなかった。
現在使っているFireも、専用カバーは発売されているらしい。
私が本体を買ったエディオンには売られていなかった。
Amazonを見るとあることはあるようだが、私のポリシーとしては「見て買いたい」ので、通販は最終手段。
７インチの汎用カバーであれば良いので、ヨドバシカメラで探してみた。
売り場でウロウロしていたら、販売員のお姉さんがサイズにあうものを探してくれた。
私が描いていた条件は、
ーサイズがピッタリであること
ー袋状のカバーではなく、手帳型であること（本を読むことが主体なので）
ー閉じた時に表紙が開かないように留め具があること
ーなるべく軽いこと
ー安いこと
の5点。
思っていた以上に選択の余地はなく、２種類くらいの中から「どの色にしますか」状態だった。
個性の強い色だと気が散るので、黒にした。
折り畳みキーボードを買った時につけてもらったポイントがあったので、その分値引きしてもらえて3000円ちょっと。元々が4000円弱（税込み）で、安いとは思わなかったが、作りは丁寧なので、これくらいが妥当なんだろう。
Paper whiteと並べるとこんな感じ。 (左がPaper white)
買う前から気をつけないといけないと思っていたのが、電源スイッチの位置だ。
Paper whiteは電源のスイッチが下の側面の右側に付いている。
Fireはモノによるらしいが、私が買った7インチ１６ギガは上の側面の右側に付いている。
ゴムで固定するタイプのカバーだと当然スイッチが固定用ゴムで隠れ易い。
今回選んだカバーのゴム位置ももろにぶつかっていたが、隙間から押せば押せなくもないので、良しとした。
汎用カバーは、粘着テープで固定するタイプも多いが、カバーに飽きる可能性も否定出来ないので、簡単に着脱できるものが良かった。
素材の安っぽさもないし、ゴムの縫製も丁寧で、カバーとしては問題なし。
満足のいく買い物が出来た。
カバーを買ったその場で本体につけて、外での読書もしてみた。
Paper whiteとFireは、重さの違いは大してないが、厚みが全然違う。
こればっかりは仕方がないとわかっているけど、カバーも加わると、厚みが増したことを実感する。
家で読書するときは机の上に置いているので、まったく気にならなかったが、電車で手にもって読んでいると、意外と腕に重く感じた。
ページめくりの手間があるので、軽く手を添えて持つという訳にはいかず、親指でページめくりの操作をする為には残りの４本で本体を支えることになる。
掌が大きい方ならば問題ないかもしれないが、私は掌が小さいそうなので（昔ピアノの先生に言われた）、外で読書する時は、Paper whiteの方が良さそうだ。
Fireで読んでも、目への負担はほとんど感じなかった。
画面もきれいで、読みやすい。
Paper whiteの動作は「もっさり」という感じなのだけれど、Fireはキビキビと動いてくれて、ストレスもない。
昨日、家で長時間にわたってFireの読み上げ機能を使ってカラマーゾフを読んでいた。
読み上げ機能を使っている時は、ページめくりも自動で行われる。
勝手にページがめくられていくのは思った以上に快適で、至れり尽くせり、紙芝居みたいだった。
Paper whiteは黙読なので、当然自分でページめくりをする。
寒い時など、ポケットに手を突っ込んだままで読みたいから、このページめくりが意外と面倒くさい。
眼球の動きを察知して自動でページをめくってくれるようになると嬉しいなぁといつも思うんだけど、Amazonに私の心は届くのだろうか。
よしんば開発に成功しても、値段に響くんだろうけどなぁ…。
Cellularline タブレットカバー 8インチ 7インチ ブラック＆ライム ESSENTIAL CASE for Tablet 【イタリアデザイン】私が買ったのはこのシリーズの7インチ。これもあったけど、若干大きかったから、きっかり7インチのにした。素材の質感は、ブラック＆ライムのこっちの方が断然良かった。ブラックというより、ニュアンスのあるグレー。
