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2016年5月25日水曜日

対談「何よりも正義を愛す」を読んだ



山本七平著『「常識」の研究』は評論家山本七平氏が当時(昭和50年代〜60年代頃)の社会を論じた評論集だ。
私は小林秀雄も好きだが山本七平も好きで、この人の本を何冊か読んだ。


2016年4月30日土曜日

闇鍋の中味



内田百閒の随筆は淡々とした記述の中にぽつんぽつんと描かれるユーモアが魅力の一つだと思う。
本気で言ってるのか冗談で言ってるのかわからない微妙なさじ加減で、「真面目な顔で面白いことを言う」粋な笑いだ。


2016年4月27日水曜日

暑かったから



内田百閒は、同じ漱石の門下生だった芥川龍之介と交流があったそうで、芥川の、特に晩年の様子を記述した随筆をいくつか残している。
晩年と言っても35歳で亡くなったし、原因も自然死ではなく自死であったから、いわゆる老衰の場合の晩年とは意味合いは違うが、百閒の眼を通して描かれた芥川の日常は、文学史では知り得ない芥川を垣間見る事ができる。


2016年4月26日火曜日

百閒と漱石



作家の内田百閒は夏目漱石の門下生だ。
漱石というとどこか神経質な作家というイメージがあるが、百閒の描く漱石の思い出にも「先生には近寄りにくかった」という記述が多い。
もっともそれは人によるそうで、そうも思わない門下生もいるにはいたようだが、やはり文豪はどこか近づけない雰囲気をまとっていたのだろうと思う。


2016年3月8日火曜日

正宗白鳥の「論語とバイブル」を読んだ



正宗白鳥さんという作家が居た。
わざわざバカ丁寧に書いたのは、おそらく正宗さんを知っている方は少ないだろうと思ったからだ。
私は大学で国文学を学んだが、不勉強がたたってか、全く知らなかった。


2016年3月4日金曜日

小林秀雄対話集 坂口安吾と三島由紀夫


評論家の小林秀雄の作品が好きでよく読む。
小林さんと言えば、あの難解な文体と何を言ってるのかよくわからない理屈で知られる。
近年は大学受験の問題に取り上げられたそうで、書店でも小林さんの関連書籍があちこちで見られるようになった。

小林さんの本には、自身で書いた評論以外にも対談集がある。
対談だけで本が出来る作家はそう多くないそうだ。評論が読みにくいからというのもあるだろうが、小林さんの対談集は文章にくらべるとはるかに読みやすい。

2016年3月1日火曜日

読む幸せ使う喜び スワンタッチという栞


kindleの電子書籍は便利で好きだけど、紙の本も好きで、数冊同時に読んでいる。
通勤途中の電車の中で夢中になって読んでいるので、気がつくと降車駅ということがしばしばある。
紙や紐の栞だと、はさみ変えが面倒なので、何か良い物はないかと探したらあった。

2016年2月24日水曜日

文豪の文章力



本を読んでると、思わぬ所で思わぬ作家に出会う事がある。
文豪の手にかかると、片手間仕事みたいに書かれた作品でも、信じられないくらい上手い。
「あの人こんなことやってたんか」みたいな新鮮な驚きを味わえる。


2016年2月22日月曜日

kindleでword wiseを使ってみた



amazonのkindle paper whiteを持ち歩いている。洋書二冊を同時進行で読んでいるので荷物が軽くて非常に便利。辞書も入っているからなお便利。
kindleにはword wiseというお節介な機能がついている。お節介と決めつけていたので全く使っていなかったが、使ってみたらあまりの便利さに驚嘆した。

2016年2月21日日曜日

内田百閒の「柳撿挍の小閑」を読んだ


内田百閒は夏目漱石門下の作家で、幻想的な作品とひねくれたユーモアの随筆を得意とした。華やかなイメージはないが、味のある作品が多い。
その百閒の作品「柳撿挍の小閑」を読んだ。

2016年2月19日金曜日

大人になってもトラブルを起こしたがる人の心理



アルフレッド・アドラーの本を読んでみたいと思っていろいろ探したけど、読みたい日本語訳がなかった。
仕方がないのでkindleの英語版(99円。破格)を買って、読んでいる。
さくさくとは進まないが、じっくり読まざるを得ないので、思わぬ発見があったりする。


2016年2月1日月曜日

なんで世間は小保方さんが気になるのか




小保方晴子氏が思いのたけを綴った手記『あの日』を出版した。
「なぜ今頃?」「さらに何を言うのか?」「真実とは何か?」という疑問に答えてくれる内容ではなく、「やっぱり」「もう良い」「思った通り」というレビューが散見された。

2016年1月28日木曜日

テレビ報道を考える


テレビをほとんど見ない。
見るのはせいぜい落語と格闘技くらいで、他は見ない。

テレビを見ないと困ることがあるんじゃないかとよく聞かれるけど、困る事は皆無。
むしろテレビと距離を置いていると、「公共の電波を使ってるんだからテレビは正しい」と信じている人が多いことに驚く。
たまにテレビでニュースを見ると、映像のバックに流れる音楽や演出で、番組制作者の意図的な「意味付け」が見えるけど、おそらく常にテレビを見る人は気づかないだろう。

2016年1月25日月曜日

電子辞書か紙の辞書か


電子辞書が登場してから数十年。
重い辞書を運ぶ労働から解放された喜びは忘れられない。
英語の学校にも、海外にも、持って行くのは電子辞書。
なんて便利なものがあるんだろうと思ったのが昨日の事のようだ。