2016年7月29日金曜日

電車のダイヤが乱れたときの暇つぶし



つい先日、通勤で使っている電車で人身事故があり、ダイヤが大幅に乱れてその巻き添えを食った。



 私が乗った時はすでに事故から3時間以上経っていたが、少し進んでは停車信号で止まり、駅に到着しては止まり、という状態で、通常ならば30分で着く距離に一時間かかった。
幸い車内は空いていたので座れたし、空調も問題なく動いていたから不快感も無く、ただ電車が進むのを待てば良かっただけだが、それでもいつ着くやらわらかない電車にただ漫然と乗っているのは不安なものだ。


通常ならばイライラして、動かない電車と車内放送の少なすぎる情報に腹を立てるところだが、今回は思いのほか快適な心持ちで待ち時間を過せた。i Pod touchにダウンロードしておいた映画のお陰だ。

2〜3本映画をダウンロードしてあったので、特にネット回線を気にすることも無く「空調の効いた空間でソファに座って映画を見ていた 」感じだった。
数本入っていれば見終わっても次のストックはあるし、毎日充電しているからバッテリーの心配もない。

私はこの路線に高校生の頃から毎日乗っているのだが、ここ数年は特に人身事故やら台風の影響やらで、電車が止まってしまうことが多い。
台風はともかく、人身事故の場合、経験則で言うと事故から運転再開までは2時間、ダイヤが正常に戻るのにはさらに3時間かかる。
ダイヤが正常に戻らなくても電車さえ動けば家にはたどり着くが、それでも普段なら30分で着く距離にプラス1時間はかかる。

今までは本を読んで時間をつぶしていたが、集中力のない私では、いつ帰れるやらわからない状態で本の内容が頭に入って来る筈も無く、周囲から聞こえる文句やら何やら様々な音も気になって、とても読書どころではない。

その点、映画はイヤホンで耳を塞いでしまうから周囲の音に患わされることもないし、たっぷり時間を取って見れるから、気が楽だ。


i Pod touchで映画を見ていると言うと、いつも周囲から「なんでそんな小さいもので」と言われてしまうのだが、タブレットだと重くて長い時間持って見ていると疲れるから、i Pod touchにバンカーリングをつけた状態がモバイル映画館としては最適な状態だと思う。

Amazonとアップルの回し者のようで恐縮だけど、Amazonのプライム映画でダウンロードしておいたi Pod touchは、外出先での暇つぶしには最強の環境だと強くお勧めしたい。

↑見た所不細工なナリだけど、気にしない気にしない。 ストラップを手首に通しておくと何かと安心。